弱酸性次亜塩素炭酸水混合装置 次亜MAX インフルエンザと食中毒ウィルスの種類早わかり

弱酸性次亜塩素炭酸水混合装置 次亜MAX

インフルエンザと食中毒ウィルスの種類早わかり

◆O157
潜伏場所 ●主に牛の腸管に生息。
特徴 ●5種類ある病原大腸菌の一種で強力な感染力を持ち、わずか100個程度の菌数でも感染します。
潜伏期間 ●2~10日
症状 ●激しい腹痛で始まり、数時間後に水様下痢を起こし、1~2日後に血性下痢がみられます。糞便を含まないことがあります。また、溶血性尿毒症(HUS)や、脳障害を併発することがあり、時には死に至る場合も有ります。
◆エルシニア
潜伏場所 ●家畜・ネズミ・ペットなどの腸内。牛乳、乳製品、食肉などが主な原因食品です。
特徴 ●5℃以下でも増殖する低温細菌です。ふだんは主に家畜などが保菌し汚染された食肉などで通じて感染します。加熱調理を心がければ、完全に予防することができる食中毒です。
潜伏期間 ●2~4日
症状 ●下痢や腹痛をともなう発熱疾患から敗血症まで多彩です。患者の年齢とこれらの病像とはある程度相関がみられ、乳幼児では下痢症が主体であり、幼少児では回腸未端炎、虫垂炎、腸間膜リンパ節炎が多くなり、さらに年齢が高くなるにしたがって関節炎などが加わって、より複雑な様相を呈する傾向がみられます。
◆ノロウィルス
潜伏場所 ●家畜や人の腸内・貝類にも存在します。特に加熱の不十分な内臓肉。
特徴 ●少毒力の強いベロ毒素(志賀毒素群毒素)を出し、溶血性尿毒症症候群(HUS)などの合併症を引き起こすのが特徴です。
潜伏期間 ●24~48時間
症状 ●主症状は下痢です。一過性の下痢であれば市販されている下痢止め薬の服用が有効ですが、O157感染による下痢には逆効果です。
◆ボツリヌス菌
潜伏場所 ●土壌中、海や湖の泥の中に存在
特徴 ●土の中にいる殺人鬼と言われております。びん詰め、缶詰、真空包装食品など、酸素が含まれない食品中で増殖し、強い毒素を作ります。
潜伏期間 ●8~24時間
症状 ●悪心、嘔吐、腹部痙攣、下痢がしばしば神経症状に先行します。とくに神経症状は両側対称性を特徴とし、脳神経に始まり下行性の脱力および麻痺がそれに続きます。一般的なポツリヌス菌食中毒の初期症状および徴候として、口渇、複視、下垂、調節不能、瞳孔反射の減衰または完全な喪失などがあります。ポツリヌス中毒の主な合併症として、横隔膜麻痺および肺感染に起因する呼吸不全などがあります。
◆インフルエンザ
流行時期 ●11月頃から患者がポツポツと現れ始め、12月から3月にかけて患者数が多くなり、特に過去11年間のデータを見ると、1月下旬から2月上旬にかけて、最も患者数の多い時期となります。
特徴 ●インフルエンザウイルスは、A型、B型、C型の3つに分類されますが、日本で流行を起こすのはA型かB型です。特にA型は変異株が多く、日本だけでなく世界的な流行を引き起こすこともあります。
症状 ●インフルエンザに特徴的な症状として、高熱、強い悪寒(特に発熱前)、関節痛や筋肉痛を覚えておくと良いでしょう。この症状が現れたら、インフルエンザを疑って、すぐに医療機関を受診してください。タミフルなどのインフルエンザ治療薬は、発症後48時間以内に服用を開始しないと効果がありません。
◆サルモネラ
潜伏場所 ●人や家畜などに広く分布。害虫やペットからの感染に要注意です。
特徴 ●人から人へ伝染することはありませんが、幼児や高齢者では二次感染という形で起こることがあります。低温や乾燥に強い性質があり冷凍食品などで食中毒を起こす事もあります。
潜伏期間 ●6~72時間
症状 ●吐き気やへそ周辺の腹痛がおこります。この後38℃前後まで発熱し、下痢をくりかえします。このような食中毒症状は1日から4日ほど続きますが、ほとんどの場合は点滴や抗生物質など改善します。
◆腸炎ビブリオ
潜伏場所 ●魚介類などの海産物
特徴 ●我が国における発生件数でサルモネラと並んで上位にあたり、特に1992年の食中毒事件の第1位を占めていました。しかし日本以外の国での発生は少ないのです。これは刺身や寿司など、海産の魚介類を生食することが多い日本の食文化と大きく関連しています。特に6月から9月の、海水温が20℃を超える時期に多く発生します。
潜伏期間 ●8~24時間
症状 ●激しい腹痛と下痢がおこります。特に腹痛はさしこむような激痛で、猛烈な苦しさを伴うのが特徴です。 発熱はあまりなく、ほとんどは抗生物質の投与などで2、3日で回復します。
◆黄色ブドウ糖菌
潜伏場所 ●調理する人の手から汚染する事が殆どです。
特徴 ●ブドウ球菌の仲間は、現在約40菌種が知られていますが、ブドウ球菌食中毒の原因となるのは黄色ブドウ球菌です。
潜伏期間 ●24~48時間
症状 ●食品中で増殖するときエンテロトキシンと呼称される毒素を産生します。毒素型食中毒で比較的食中毒の症状が早く出るのが特徴です。激しい嘔気・嘔吐、疝痛性腹痛、下痢を伴う急激な急性胃腸炎症状を発します。通常1日~2日間で治ります。
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